着付けを教室、スクールへ行くのは必死か
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幼稚園の卒園式、小学校の入学式、いまどきはあまり着ないと思うのだ
が、妻はきちんと着物を着るとずいぶん前に宣言した。
演歌っぽいよぉ~とお兄ちゃんが言うが、母は強い。こういう時は、伝
統的な方向へ行きたがるのが、うちの妻である。そしてそれはかなり、
きちんとしないと気が済まない。
着物を着るからには、着付けの教室へ行くという。着るからには、自分
で着る。だからちゃんとスクールで習ってくるということらしい。
言い出すと聞かないのがまたこの人。私達家族は、そうですかとしか言
いようがない。スクールにはすでに申し込み済み。着付けの教室で、ち
ょっと金曜だけ、夜遅いから。自分たちでごはんやっておいてちょうだ
いだそうだ。
着付けの教室のことならこちらへという、パンフレットをどん!とテー
ブルに載せ、スクールはここだから。何かあったら困るから、ちゃんと
メモして!と言うので、携帯に電話番号を登録した。
着付けを教室へ習いに行くには、足袋や帯紐、小物を入れるカバンなど
、いろいろ必要なものがあるらしく、紙に一覧表にして、ブツブツ言い
ながら、あちこちを開けて、いろんなものを引っ張り出しては、準備を
している。
そうっと遠巻きにしているのが得策である。
息子がやってきて、お父さん、お母さん今度は、髪の毛になんかしてる
よというので、またそうっとのぞいたら、ショートカットをどうにかア
ップにしようと必死でヘアピンと格闘している。無理だろう、それ。
着付けの教室へ通うだけで、これだけのエネルギーを使える妻がすごい。
ある意味、僕にはわからない世界だ。
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12月 21 2011